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日本はいい国だ!

賀茂川ウオーク

日本はいい国だ!って同感したハイキングであった。
ことの顛末はこうだ。賀茂川の土手を歩いている間に、メンバーのRさんが財布を落としてしまったのである。そのことに気が付いたのは、上賀茂神社の前にある葵屋やきもち総本舗にたどり着いて、そこのアイスモナカを買おうとしたときだった。担いでいたリュックの中に入れていた財布がない。リュックのジッパーが開いていたという。落としてからもう数十分は経っていた。早く警察に届けた方がいいねという声を聞くまでもなく、Rさんと仲良しMさんが最寄りの交番の場所を聞き出し、二人してそちらの方に向かった。

誰しもこれまでの人生で財布をなくしたり、落としたり、盗られたりした経験を持つと思う。かく言う私もこれまでに3回ある。そのうち1回だけはお金は無くなっていたが、財布は3回とも手元に戻ってきたから、私には財布は返ってくるもんだという「定説」がある。

お金が返ってこなかったのは、イタリアの出来事だった。学生旅行でパリからミラノ行きの寝台列車に乗っていたときに、財布を入れたジャケットを車窓にあるフックに吊るして寝込んだ。同じコンパートメントの乗客の出入りで目が覚めて、嫌な予感がした。ジャケットを調べたら、パスポート、トラベラーズチェック、現金が入った財布がなくなっていた。丁度、列車がスイスからイタリアに入ったところだった。すぐに車掌を呼んで事情を説明すると、車掌は私をトイレに引っ張って行き、そこにあるゴミ箱の中を探してくれた。すると、ラッキーにもパスポートとトラベラーズチェックが入った財布が見つかった。車掌はこれは常習犯の仕業だねと看破してくれたが、現金は戻ってこなかった。ものの30分間ほどの騒動であった。

2回目の出来事はスイス・ベルンに出張したときだった。タクシーから降りて、その後ろ姿を見送っているときに財布を車内に落としたことを思い出した。タクシー料金の領収書をもらうことに気を取られて、手元からぽろっと落とした財布を拾うのを忘れた。全くドジな話だ。で、訪問先の受付で領収書を見せて、駅から日本人を乗せたタクシーを探してもらうように依頼した。次に乗車する客が持ち去るかもしれなかった。何時間か経って、件のタクシーが見つかって、財布は確保されたと連絡が入り、無事に財布は戻ってきた。スイスはいい国であると痛感した。

3回目の出来事は、奈良のハイキングを終えて、大和路快速で大阪に戻ってきた。改札の近くで小銭入れを探したが、どこにもない。PASMO、健康保険証、現金が入っている。さっきまで列車のボックス席で手に持っていたはず。皆とお喋りが過ぎたのか、その小銭入れをその席に置きっ放しで降りてしまったのである。またまたドジを仕出かしたのだ。ハイキングのメンバーに「財布を列車に忘れてきた、困ったー!」と話した瞬間、見知らぬ若い女性が「すみません、コレをお忘れでしょう!」と、小銭入れを差し出してくれた。青天の霹靂であった。
ありがとうございますの一言が出たものの、その後が続かない。置き忘れたことに気が付いた瞬間に、ヌッと小銭入れが出きてきたものだから、名前すら聞けず、思考が停止してしまったのである。考えてみるに、届けてくれた女性は私が座っていたボックス席の向かいに座っていた方で、置き忘れ主のあとを追いかけてきたみたいだった。それにしても素晴らしい出来事であった。

で、今回のRさんのお財布紛失事件。上賀茂神社のお参りで無事に手元に戻って来るようにお祈りしておいたが、そのご利益か、翌週には発見されたとのことで大いに日本の良識が示せたと思う。

これまでの私の経験からみると、Rさんの財布に入っていたのは何枚かのクレジットカード、在留カード、運転免許証、現金などなど。現金はともかく、他の物は拾った人には何の益もない。賀茂川の土手をハイキングする人たちは大概ローカルの人たちで、不心得者は少ないだろう。四条河原町で落とすのと訳が違う。お金に関心がなければ警察に届けるほうが自然である。そこでRさんに内緒で、賀茂川の土手を戻りながら、近辺4箇所ほどの交番に電話したが、残念ながらRさんの財布は届けられていなかった(別の財布は落し物で届けられていたが)。
交番を統括する警察署に問い合わせてみると、遺失物係りは土日祝日はお休みとのことで、休日明けの日でないと分かりませんと、冷たい返事をくれた。
でも、結果的にはRさんの財布は速やかに戻ってきたわけだし、日本はいい国と言えるハイキングであった。もちろん、スイスもイタリアも財布の戻るいい国であると、申し添えておきたい。
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