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京都・嵯峨野散策

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暮れも押し詰まった29日、嵯峨野を自然会のメンバーと散策した。自然会の幹事役・新納さんの職場を見学するのも目的だった。阪急嵐山駅にお昼前に集まって、まずは嵐山の湯豆腐のお店でランチ。嵯峨豆腐の湯豆腐と湯葉丼か丹波牛丼を食べて、ほっこりしたところで、嵐山の駅まで戻って午後から参加する雪原さん(自然会の初代幹事)と落ち合った。
数日前までの予報は曇り雨だったが、朝から太陽が眩しいぐらいに照って絶好の散策日和である。京都特有の冷たい風が吹き、底冷えのする冬の季節になると、めっきり観光客が少なくなるが、気温が15、6度まで上がる今日は先週の小雨の人出とは大違いであった。阪急嵐山駅から左に曲がり、法輪寺を参拝する。渡月橋の真南に位置するこの法輪寺は七五三参りで有名なお寺。電気の神様を祭る電電宮もある。石段を上がると、正面に本堂と大きな境内があった。嵐山嵯峨野では珍しく境内を無料で開放している。線香を2本立ててお参りをして、境内の右奥のせり出した舞台のようなところに歩いていくと、そこから京都が一望できた。嵯峨野の山々は紅葉の名残を少し留める色合いだった。

法輪寺を後に、渡月橋を渡って桂川沿いを歩く。大きな料亭や料理旅館が連なっている。船乗り場のどんつきにはホテル嵐亭があるはずだが、土埃の看板と門があるだけだった。角を曲がると、真新しい建物(百人一首博物館)が忽然と現れ、“変わってしまった感”が否めない。昔ここでよくデートしたものだが、その雰囲気はない。ホテル嵐亭の再開発中の工事塀の向うから景観風致地区に相応しくない騒音が聞こえてきた。
「もっと早く歩きましょうよ!」と、メンバーの萩原さんが催促した。
この散策ルートは気を取られる場所が多くて、ついつい立ち止まったりして、いつものハイキングのようにスッスと歩けない事情がある。歩くスピードを時速5キロにアップして天龍寺のほうに進む。でも、天龍寺に拝観するつもりはなく、境内を通って嵐山のメインストリートに出た。ここから竹林を散策して、目的地の嵯峨釈迦堂に向かう。竹林の合間から太陽の光がキラキラと見える。どこの国から来たのか分からないが、竹林を散策する外国人がたくさんいた。

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我々は大河内山荘に突き当たり、常寂光寺の方向に向かった。史さんと萩原さんが私の後ろを歩きながら、仕事の話、イケメンの話、息子さんの話などなどをしている。聞くつもりはなくとも、勝手に耳に入って来るから仕方がない。笑いを堪えるのに苦労した。
嵯峨小倉池の横を通って常寂光寺の門も前に出る。ここまでくると、観光する人の数もぐっと少なくなる。拝観料500円の看板が山門に掲げられていた。山門の道を下っていくと、落柿舎が見える角に出た。人力車が観光客を乗せて落柿舎の前を通っていく。俥夫(引き手)は姿勢を前倒しにして足を踏ん張って進む。我々は落柿舎の前も素通りして、釈迦堂に向かう。その途中の三叉路にある小さな土産物屋で、史さんが金運のお守りを買った。どうも娘さんへのプレゼントのようだが、とぐろを巻いた“ウ○チ”の形をしている。笑いが絶えない自然会のメンバーが嵯峨野の静観な住宅街を賑やかに闊歩する。
しばらく歩いていると、嵯峨釈迦堂、正しくは五台山清涼寺の大きなお堂の屋根が見えてきた。その西門から境内に入り、ここで働いている新納さんを探す。向うのほうから“清涼寺”のネーム刺繍が入った紺の制服姿の新納さんがにこやかに我々を迎えてくれた。

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我々は新納さんに導かれて本堂に上がり、若手のお坊さんに釈迦堂の由来やご本尊の釈迦如来立像の説明を聞く。インドの御釈迦さんが37歳ぐらい時の姿を立像にしたとのことで、来ている着物(柔らかいベールで体を覆う)やヘアースタイル(ルックスはパンチパーマ風で、髪の毛を幾つかに束ねて三つ編みにして頭に巻きつけている)は、他の釈迦如来像には見られないという。インドから中国を経て、そこでレプリカされた立像が10世紀に奈良にやってきた。その後、仏教の布教のために京都嵯峨野に移されたとのこと。普段は閉じられた扉の向うに安置された釈迦立像だが、年末の大掃除の時期だけこうやって“お姿”をお見せになるという。
ご本尊の前に座り、20分ほどお坊さんの丁寧な説明を聞き、本堂の裏にある廊下続きの練成道場や社務所、そしてお庭を見学した。我々は小一時間ほど釈迦堂に滞在し、ゆったりした気持ちに浸った。
釈迦堂を出るときに、納さんを囲んで記念撮影した。夕方のイベント(忘年会)までにはまだ時間があった。冬らしからぬ青空と穏やかで暖かい陽射しが今年最後のハイキングに花を添えている。仏様といいメンバーに感謝しなければ。そう思いながら、釈迦堂から大覚寺まで歩くことにした。
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