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柳生を歩く その2

柳生30

首切地蔵の場所に着くと、3メートルほどの高さのお地蔵さんが真っ赤な前掛けを着て立っていた。文字通り、首の部分が切れている。鞠さんたちは「首切りは嫌!」と言い放ち、「解雇」を連想させるようだった。今の時期、首切りはなんとも物騒ぎな名であるのは確かだ。
首切地蔵の前は小さな広場になっていて、屋根の付いた休憩所があった。先に到着したハイカーの団体が休憩所を“占拠”していた。我々5人が座れないこともない。しかし、詰めて座ってくれる様子もなく、仕方なしにその近くの杉の大木が転がった場所に移動し、そこでランチすることにした。天気が回復し、日光が射してはいたが、時折、風が吹いて寒い。強い風が舞うたびに、杉の木々が揺れ、小枝が頭上の高いところから落ちてくる。私たちは太い丸太の上に腰掛け、ランチの準備に入った。私はリュックから取り出したガスバーナーとカートリッジをセットして、クッカーに水を入れてお湯を作り始めた。差し当たり、鞠さんと陳さんのカップヌードルを作り、その後、友さんのカップ麺にお湯を注いだ。鞠さんと陳さんは、近鉄奈良駅近くのコンビニでランチを調達することができなかった。そんなことを予想したわけではなかったが、友さんと私のリュックには余分のカップ麺があり、私は登山用のバーナーを持ってきていた。冬のハイキングのランチは温かいものに限る。10月の六甲山ハイキングで、ヤオ先生が魔法瓶に入れたお湯をカップ麺に注いで、熱々のラーメンを美味しそうに食べていた。
私は余った水で温かいコーンスープを作って、皆で分けて飲んだ。ガスバーナーを購入していて以来、やっと3回目の使用となった。登山用リュックやバーナーや靴を買うたびに、女房が“本当に使うの!?”と怪訝な目を向ける。この10年間で数えるほどしか使わないから、そんな評価も当然だ。

柳生31

大活躍したバーナーをリュックに仕舞い、残りの行程を進むことにした。下りの山道の端に幅50センチにも満たない水の流れがあった。小川の規模でもない。しかし、これが能登川の源流だ。その流れに沿って下っていくと、山の斜面に朝日観音や夕日観音の石仏が見えてきた。この場所はもともと石切り場であって、切り取られて残った石の壁に観音様が彫られている。下りの度合いも緩やかになり、もう少し歩くと、春日大社の森の中に入っていける。そこまでたどり着けば、もうiPhoneのGPSは不要だ。今回の歩きで、GPSの画面を注視するあまり、足下が疎かになり転びそうになったが、ハイキングの予定ルートからは全く外れず、このGPSソフトは素晴らしいツールであったと認識できた一日であった。
春日大社の本殿にお参りし、人馴れした鹿君たちにちょっと餌をあげ、興福寺の五重塔に別れを告げた。午前9時半から午後4時まで。大いに遊んだハイキングだった。参加してくれたメンバーにありがとう。

柳生32

柳生33

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