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パパと娘

寂しいベア

娘が27歳になった。まだ東京で歌の勉強をしている。東京で下宿するようになって早7年。ここ2、3年、春になると彼女の行く末を女房に聞く。大学の研究科に残るのか、イタリアに留学するのか、新国(新国立劇場)のオペラ研修所を受けるのか、東京二期会のオペラ科に進むのか、と。
昨年はイタリア・ローマの音楽院に短期留学して、イタリア人の声楽の先生に師事し、ローマの生活に少しは慣れた。イタリア語もそれなりにできるようになったみたいだ。
だから、声楽のプロになるんだろうなあと思いながらも、なかなか将来の方向が分からず、親としては少し気を揉んでしまう。いっそ誰かと結婚でもしてくれたら、それなりに親としては脛かじりから解放される。

大昔、某大学の学生であったカレシが彼女の演奏会に来ていたので、私に紹介してくれた。その際、私はカレシにどこの大学で勉強しているのかを聞いた。すると、彼君は「○○大学の工学部3年です」と返事をした。
私は即座に「へー、そうですか。工学部って忙しいでしょ!私の時代はこんな音楽会に来るような時間はなくて、一生懸命実験していましたね」と言ってしまった。言わなくてもいいことを言ったようだった。それ以来、娘からはカレシやボーイフレンドの話は直接聞くことはなくなった。
娘のカレシは私の敵という考えはもともとないのだが、ついつい自分の体験とかと比較してしまって、失態をしでかしてしまう。

それなりに分別ができる歳になった娘に向かって、どうこう言うのは控えようと思う。逆に、脛をかじられなくなったら、きっと寂しい思いをするのは間違いない。女房と娘の心地良さそうな関係をみるたびに、男親は何と無く損な存在のように感じる今日この頃である。
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