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音羽山に登るーその2

坂道ー牛尾観音

中村先生グループのリーダーが音羽山山頂までのルートを簡単に説明してくれる。牛尾観音までは緩やかな上りで舗装された道を1時間ほど歩く。車が通るので、その際は十分注意すること。また、30分ぐらいの間隔で休憩を取ること。牛尾観音から結構きつい山道を歩くとのこと。

我々は川に沿って登り始めた。薄曇りだが、木々の間から鈍い日差しが漏れてくる。山の空気にあまり動きがない。遠くから法螺貝を吹く音がするが、どうもハモっていない。牛尾観音は修験の寺なので、修行中の山伏さんたちが吹いているのだろうか。ものの5分と経たないうちに体中の汗が吹き出てきて、体が加熱してくる。そこに山側から沸き出てくる冷水が活力を与えてくれる。冷水に浸した帽子をかぶる人、冷水にタオルを浸み込ませ、首に巻き付ける人、手や腕を洗う人などなど。

湧き水

中国のメンバーがその山伏に遭遇したようで、その際に肩から掛けた法螺貝を見て、「貝のポシェットですか?」と聞いたとか聞かなかったとか(大笑い)。
牛尾観音に行く道端に石碑や滝の看板がいくつもあった。深い滝もあり、ハイキングをやめて冷たい水の流れの中で汗を流したい気分になった。沢登りする人たちやBBQをする人たちもいて、音羽は夏のリクレーションにもってこいの場所だ。2箇所目の湧き水ポイントからしばらく緩急変化に富んだ上り坂を進んでいると、中村先生は「忘れ物!」と言って、元来た道を走って戻って行った。メンバーはどうしたことだろうと訝った。

もうかれこれ1時間ほど歩こうか、そろそろ牛尾観音かなと思って、立ちはだかったのが延々と続く階段である。こんな階段は聞いていなかったと文句を言ったところで、何の役にも立たない。嫌ならここから帰るべし。しかし、皆は苦しい階段を登りきり、とうとう牛尾観音の境内にたどり着いた。11時ちょっと過ぎであった。
牛尾ー階段


リーダーはここで30分間ランチ休憩をしましょうと皆に伝えた。私らはちょっとタイミング的に早いランチだと思ったが、お腹が空いていないわけでもなかった。我々は社務所の向かいに陣取りランチをした。半分ぐらいランチが進んだところで、やっと中村先生が姿を現した。最初の湧き水ポイントで置き忘れた登山用ストックを取りに戻っていたのだ。しかし戻りの距離は相当なもので、よくもまぁまた登ってくる元気が中村先生にあったものだと感心した。数ヶ月前に大きな事故に見舞われて、生死を彷徨った人とは思えないような気力と体力だ。
ランチを終えて、いよいよ山頂へ登ることにした。山頂まで約40分。細い山道を14人が縦列を作って登る。「まるで“金魚の糞”のような有様だね」。山の尾根伝いに登りながら、そんな事を言うもんだから、史さんが何のこと?と怪訝な顔をしている。林が切れたところで、灼熱の太陽がギラギラしていた。早く向こう側の日陰のある林にたどり着きたい一心で、なんと無しに「早く“日陰の子”になりたい」とざれごとを呟き、またまた傘姫のセンスを刺激する。中国メンバーの関心を捉えた“日陰の子”という言葉を道々解説する。意味は愛人の子。「中国では正妻のことを“愛人”と呼ぶのかな?」と質問した。「代わりに、中国では妾のことを“第三者”というの」。こんな会話が神聖なる牛尾観音の御山で飛び交う。心の中で神様にごめんなさいしておいた。
金魚の糞

12時半に音羽山の頂上に到着した。少し曇っていたので、あまり遠くは見えなかったが、琵琶湖、比叡平が見え、三上山は霞みに向うにあった。
「つい3時間ほど前にあそこにいたんだよ」と、新納さんが史さんに言った。麓のほうに我々がくぐってきた名神高速道路が見えた。
「やったー。登ってきたんや!」 やればできるという顔をして、史さんはそれに応える。

しばらく休憩したあと、一気に京阪・大谷駅方面に下りることにした。何段も続く丸太階段は段差が大きく、膝とふくらはぎに負担を掛け、風景を見る余裕も無く、ゴツゴツした石肌の坂に足をとられないようにするのが精々だった。休憩するたびに、膝の“笑い”が止まらず、下りの難しさを感じた。
結局、地上に降りてきたのは午後2時過ぎだった。そこで中村先生グループに別れを告げて、我々自然会のメンバー7人は生ビールを求めて、出発点の山科駅に戻ることにした。

記念撮影
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