スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

The Long Goodbye

goodbye

私の書斎の机の上にある本立て、中学校の工作授業で作ったものだが、その本立てに長く積んでおいた「ロング・グッドバイ(The Long Goodbye)」を再び手にとって読んでいる。レイモンド・チャンドラー著 村上春樹訳で2007年に購入したものだ。何回か読み始めては途中で断念した代物。500ページを越える探偵小説だ。改めて読み始めると、何か私を夢中にさせる雰囲気がこの本にはある。
この本の主人公・フィリップ・マーロウは、ハードボイルドな私立探偵。感傷や恐怖に流されず、精神的肉体的に強靭で妥協しない性格を持つ。マーロウが関係する事件を通じて、都会の孤独、別れと死、愛情と友情を感じさせてくれる。

このマーロウのお話にも出てくるが、人の付き合いには別れが必ずついてくるもの。親子の付き合いにしてもそうだし、人と会社、人と社会、男と男、男と女もそうだ。辞めようとしてる友達を引き止めたこともある。いろいろな事情で去っていこうとしている友達もいる。また、今のデジタル世界の中でばったり再会したが、流星のごとく気が付いたら、私の前から消えていた大昔の友達もいる。我々は昔のような姿ではなく、長い年月の間に変わってしまっていた。その落差で不安定な再会になった。それは見えていたのだ。この再会の終焉に相応しいタイトルがこの「ロング・グッドバイ」なのかもしれない。でも、再会には華々しいものは何ひとつなかったのだが。また、デジタル世界を通じてのみ、つながりを持つ友達もいる。それは、Long Goodbye ではなくて、Long Relationshipと言ってくれている。まだまだつながっているよ、淡いけど。
しかし、友達を失ったり、友達が去ってしまったりするのは悲しいことだ。どうしたらいいのだろうか、と考える。一期一会しかないのかもしれない。人生はそう長くはない。悔いがないように。
スポンサーサイト
プロフィール

Hirowa

Author:Hirowa
朝電メモへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。