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愛宕山に登る

愛宕山0

定例の自然の会のハイキング。今回は京都・清滝から愛宕山(標高924メートル)に登る。紅葉にはまだまだ早いものの、いい天候に恵まれて、メンバー13人も集まった。我々同僚組はJR嵯峨嵐山駅に9時半に集まり、タクシーに乗って、バス停の清滝を通り越して、集合場所の愛宕神社表参道登山口に行く。途中、清滝トンネルを通ったが、その昔、鉄道用のトンネルとして使っていたらしく、それが廃線となって、この隧道を自動車・歩行者用に転換。京都市内から通って簡単に清滝に出ることができるようになった。聞くところによると、昔から幽霊が出るらしい。トンネルは車が通るには狭く、細長くできているので、確かに何か出てきてもおかしくないような圧迫感がある。

自然の会の他のメンバー9人は阪急嵐山駅で集合し、会の幹事役の新納さんのワゴン車で到着する手はず。地元の我々を除くと、メンバーは大阪か兵庫から来ており、清滝まで来るのに2時間ほどかかる。参加者全員13名が揃ったのは午前10時過ぎ。準備万端、出発式ならぬ全員写真を駐車場のお兄さんにお願いした。
この近辺の中学校の生徒らと思しき集団がトレーナを着て、たむろしている。老若男女のハイカーたちが小グループを作って、次々と愛宕神社登り口の「二の鳥居」をくぐり、急な斜面や階段をひたすら登っていく。我々13人の大所帯はその後に続いた。大所帯は、のっけから足運びの速い人とゆっくり目に歩く人と別れ、先頭と最後尾とは常に5~10分ほどの差があった。どちらかと言うと、先頭集団は寡黙な人たちで、考えてみると、真ん中や最後尾の人たちは大概お話し上手だ。会話を楽しみながらの山登りも乙なものである。何でもありの自然の会の活動なので、すべてが許される(マナー違反はしないし、礼儀正しいことしかしない)。結局、山登りのスピードとぺちゃくちゃ度とは反比例することがはっきりした。

登り始めた途端、メンバーの史さんが杖代わりにジャンプ傘を持っているのに気付いた。山登りであろうと平地のハイキングであろうと、史さんはジャンプ傘を持参する。「傘お嬢さん、それは何ですか?」とチャチャを入れる。「傘ですよ」、「今日は雨は降りませんよ!」

愛宕山3

くたびれた傘を見て、私は「あー分かった。傘お嬢さん、いらんようになったら、捨てるんやなぁ!」と言うと、すかさず「そんなことしないよ。それと、“傘姫”って呼んで!」と返ってくる。周囲にいたメンバーが“傘姫”という面白い形容に爆笑した。「傘姫ねえ、傘地蔵のほうが有名だよ」と茶化すと、「傘姫って言うてるやろ」と大阪のオバちゃん力を発揮する。こんなふうにして、楽しい人たちと気楽にお話しながら、神聖なる愛宕山に登るのである。屈託がない人たちとのこうしたハイキングはこの上なく楽しい。

頂上まで2回ほど休憩を取って、12時過ぎに愛宕神社の境内に着く。ちょうどその直前に、若いお母さんが小さな男の子の手を引きながら延々と続く上り坂を登っていた。2歳をちょっと過ぎたぐらいか。そういえば、背負子に赤ちゃんや2、3歳の幼児を乗せたグループが何組か登っていたが、「愛宕の三つ参り」として、3歳までに参拝すると一生火事に遭わずに、無事に成長するといわれている。
全員が揃ったところで、境内のベンチや地べたでランチ休憩。周囲は登山者のたくさんのグループが昼食をとっている。約30分の休憩のあと、200数十段の階段を登って、愛宕神社にお参りした。恋おみくじを引いた人もいたようで、“末吉”同士で何やら“大阪漫才”らしき問答をしている。一方は弁護士の三好先生で、片方は件の史さんである。さて、時刻が1時半頃になったので、下山することにした。ルートは月輪寺を経由する下山道だ。昼から曇りだろう予報は見事にはずれ、霞はかかっているけど、京都市内、比叡山から東山の稜線が良く見えた。愛宕神社から月輪寺は40分ほど。月輪寺の境内に入る前に、リーダーの新納さんは、メンバーにサイレントモードになるように注意喚起した。神聖なる場所での高話はご法度である。お寺は寂れた感じがした。住職らいしお坊さんが猫の額ほどの境内を行き来していた。寺の説明書がお堂の前に立っている住居の壁に掲げられている。読んでみると、このお寺は運営に危機的な問題(お金的)を抱え、寄付やお布施をお願いしているのである。何か助けにならないかと考えみたところで、できることとしては少しだが、お賽銭を少し弾むぐらいなもの。
しばらく休憩をとり、我々は一路下界に降りていった。結構下り斜面はきつく、中くらいの太さに成長した杉の木立の中をジグザグに進む。大きな段差があるところでは、やはり膝にこたえた。最後尾のメンバーの声が斜面に反射して、拡声器のごとくよく聞こえる。末吉仲間が離婚問題に花を咲かせているのであった。中国では、今、離婚訴訟事件が弁護士の重要な稼ぎになっているとか。
約1時間かかって清滝川にたどり着いた。あとは、コンクリートの道を山沿いに歩いていくと、出発点の二の鳥居に戻ってくる。全部で5時間半の愛宕山参りであった。歩数にして約2万歩。

その後は、ガクガクになった足の癒しのため、さがの温泉「天山の湯」に浸かって解散した。それにしても、愛宕山に登る2歳ちょっとの男の子が印象的なハイキングだった。

愛宕山2

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